木繊セメント板の特徴

木繊セメント板の特徴

木繊セメント板(商品名:ストロングボード)は昭和45年に弊社が木質系セメント板に独立多重(層)型空気層を内包させる事に成功して製品化したものです。ランダムで巾の広い木削片と小さな木繊片の混合によって出来る、独立性の高い多層の空気 室を内包したボードは従来の木毛セメント板の常識をやぶり、断熱・吸放湿・防火の性能を飛躍的に向上させると共に低音域の吸音もとれるようになりました。そして現行では、型枠兼用によるコンパネ・施工の軽減を計り、コンクリートからのアンモニアガスの吸着・除去効果のある製品(モクセンZ・モクセンZ片平板)を文化財を対照とした美術館・収蔵庫等にご使用して頂いております。環境保全とリサイクル化を環境保全型商品(多機能型木繊セメント板)として位置付けて、新たな一歩を踏み出しました。

優れた断熱性能で建物の保温性能を高めます。温度拡散率が小さく結露防止などにも役立ちます。

・熱伝導率が0.058W/m・kと(木質系セメント板としては)小さい。
・熱拡散率(熱伝導率/熱容量)は石油化学系断熱材より1桁小さい。
・遮熱性能が高いので、日中の直射日光下での裏面温度変化が軽減される。
・熱容量が有る為、夏の日中温度が低くなり、冬の朝が低温にならない。
・建材の裏面温度変化が少ないので外断熱材としては最適。


コンクリートとの一体化で優れた遮音・防音効果を発揮
優れた吸遮音性能で音の迷惑、音のストレスの無い環境を実現します。

・500〜1000Hz生活音の吸音性能が高い。
・20〜40%の遮音性能がある。

大きな吸放湿性能で結露を防止
コンクリ−トの湿気を徐々に除き結露を防止します。カビの出ない空間をつくり、建物の耐久性を高めます。

・結露とならずに湿気を保持することが出来る安全湿気容量が大きい。
・透湿率が適度にあるので湿気移動が起き易い。
・部屋内の湿度を調整するので、過乾燥とならない。

脱臭、カビ・シロアリ腐食防止効果
窒素酸化物を除去し、生活環境を清潔に。臭いがこもりやすい環境で効果をより発揮します。

国産間伐材・未利用材100%(杉・檜・松)を使用

木材表示推進協議会/合法木材供給事業者認定:会員番号NO.279001
全国森林組合連合会/ 間伐材マーク認定番号:KO−201073
NPO国産材認定/国産材マーク製品 国産材認定番号:0707−001
日本木材総合情報センター/木づかい運動に係るロゴマーク交付番号:A−(1)−070040

コンクリート躯体への打ち込みにより100年建築に適応

国土交通省:新技術活用システム登録:KK−990008
環境省:グリーン購入法情報提供システム登録済
グリーン購入ネットワーク:グリーン購入情報プラザ登録済

国産間伐材を使用しているので森林育成とCo2温暖化に貢献。
コンパネの使用を減らす、型枠兼用材としての施工ができる。
寸法カットして納入出来るので作業効率がアップする。
寸法カットするので工事現場の残材が無くなる。
納入時寸法表示されているので明確で判り易い。

木繊セメント板は木毛セメント板とは別の分野です。但し同じ用途に使えます。

材質の違い
木繊セメント板は、木材とセメント以外に石灰またはゼオライトが混入されております。ストロングボードは石灰が混入されており、土間床等に使用しても腐敗しない材料になっております。また、モクセンZはゼオライトが混入されており、アンモニア、NOx、硫化水素、CO2等のガスを吸着する機能を持たせています。


空気層の構造の違い
板面に平行な独立多重型空気層の構造によって断熱性能が非常に良くなりました。これが認められ、木毛セメント板の本場であるドイツ、イギリスの特許になり、日本でも特許になりました。






ホルムアルデヒド濃度測定結果表

測定結果(20℃)

検出下限値

ホルム アルデヒド

0.001ppm未満

0.001ppm



ダイオキシン類およびコプラナPCB分析測定結果表

試料名

ダイオキシン

ジベンゾフラン

ダイオキシン類

コプラナPCB

ダイオキシン類および
コプラナPCB

焼却灰
(ng-TEQ/g)

0

0

0

0.0000025

0.0000025

木繊セメント板は、東京都産材(多摩産材)、神奈川県産材、埼玉県産材、千葉県産材、など地域産材の活用ができます。廃材や残材など、お取り扱いの関連業界、団体様からのお問い合わせをお待ちしております。

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